倉敷市に100年以上続く銭湯「えびす湯」があります。
昔ながらの銭湯が減っていく中今月から改修工事を行って再スタートを切ろうとしています。
倉敷美観地区に大正時代から続く銭湯があります。
倉敷市鶴形の「えびす湯」です。
暖簾をくぐると年季の入った体重計や創業時代からある木製の大きなロッカーが出迎え、昔にタイムスリップした気持ちになります。
浴槽は大きな御影石でできている今では珍しい銭湯です。
えびす湯には、常連をはじめ、観光客など1日におよそ20人が訪れ、大切な憩いの場になっています。
たくさんの人の汗を流してきたえびす湯ですが、浴室の壁が長年の湿気によりはがれ落ち、今月15日から一週間休業し、改装工事を行うことになりました。
えびす湯のおかみの宮川さんによると3年ほど前までは倉敷市内に4軒あった銭湯も、後継者不足や老朽化などで廃業し、今では、ここ1軒だけになっています。
三代目の宮川さんはその使命感から銭湯を守っていきたいと考えています。
えびす湯は、今月24日(水)に改装を終え再開する予定です。