総社市にあるタンチョウの飼育施設きびじつるの里がオープン20周年を迎えたのにあわせ、子どもたちを対象にしたイベントが開かれました。
きびじつるの里は、国の特別天然記念物であるタンチョウの保護と繁殖を目的に国民宿舎サンロード吉備路の隣に設けられました。
最初は県の自然保護センターから連れてきた4羽だけでしたが、20年の間に5羽が自然ふ化するなどして、現在は10羽がこの場所で暮らしています。
総社市の鳥でもあるタンチョウに愛着を持ってもらおうと企画されたイベントには、小学生以下の子どもと保護者あわせて190人が集まりました。
子どもたちは3つのミッションに挑戦です。
まずは餌やり体験。
タンチョウが好んで食べるイモムシ・ミルワームをあげます。
また、タンチョウの生態について飼育員が説明する場面もありました。
クイズコーナーでは、タンチョウの卵の重さに関する問題が出され、実物を手にして考えていました。
最後は、タンチョウの羽ペンで写生に挑戦です。
イベントに参加した子どもたちは、タンチョウへの関心を深めたようです。
ミッションをすべてクリアした子どもたちには、今回のイベント限定のタンチョウアイスをプレゼントしました。
2段重ねのバニラアイスにスナック菓子などをトッピングして、タンチョウをイメージしたものです。
なお、きびじつるの里では、夏休み期間中の土曜・日曜の朝にタンチョウの餌やり体験と観察会を開催しています。
8月27日までの土曜・日曜と8月14・15日
いずれも午前8時30分から参加無料