手話と踊り、そして表情でパフォーマンスする「手話ダンス甲子園」の地区予選大会がきのう(11日)イオンモール倉敷で行われました。
岡山県のチームも出場し、決勝進出を目指して熱い演技が披露されました。
イオンモール倉敷で行われた「手話ダンス甲子園」西日本大会には岡山県内外から6チーム、総勢44人が出場しました。
岡山県勢唯一のチームは「silentvoice」です。
この11人で結成されたチームには両耳重度音声難聴という極めて音が聞こえづらい障がいのある二人の高校生がいます。
手話ダンスとは、手話とダンス、それに表情などを使って楽曲の歌詞の意味や世界観を伝えるアートパフォーマンスです。
障がいのある人との共生を目指す取り組みの一環でこの手話ダンスを広めようと、日本パラアート協会が初めて開催しました。
予選が始まるとそれぞれのチームが選んだ音楽に合わせてオリジナルの振り付けで踊ります。
1チーム5分前後のパフォーマンスで、プロのダンサーなどが、表現力やチームワークなどを審査します。
いよいよ「silentvoice」の出番です。
聴覚障害のある二人は補聴器よりもさらに性能が高い人工内耳という機器を耳に装着して挑みます。
RADWIMPSの「正解」とLittleGleeMonsterの「GoMyWay!」に合わせてパフォーマンスを披露しました。
岡山県のチーム「silentvoice」は3位以内に入れず、惜しくも決勝進出はなりませんでした。
なお、西日本大会の上位3チームは来月(9月)23日に兵庫県福崎町で行われる全国大会に出場します。




