総社市の酒蔵 三宅酒造で漁で使われる浮き玉を使った展覧会が開かれています。
無数に散らばる浮き玉。
キラキラと反射し、見る人を惹き付けます。
この展覧会は会場に置かれた浮き玉を訪れた人が持ち帰る参加型の作品展です。
三宅酒造の築200年以上の蔵の中におよそ2000個の浮き玉が無造作に置かれています。
浮き玉はガラス製で130年ほど前に実際に生け簀や、囲い込み漁などで使われていました。
手に取ったり体に触れたりしてコロコロと位置を変えながら光の当たり方によってもその見え方が変わるなど浮き玉は瞬間瞬間で様々な表情を見せてくれます。
展覧会のタイトル「DETOXIFICATION」の意味は解毒。
東京を拠点に活動する空間芸術作家の田口佳弥さんは人との繋がりや情報社会で生きる現代人としてのバランスを保つためにこの展覧会を通して解毒してほしいという意味を込めました。
この展覧会は9月3日(日)まで行われ、明日(27日)はオープニングイベントが行われます。




