現職の市議会議員が恐喝未遂の罪で逮捕・起訴されたことを受けて、倉敷市議会は条例に基づき議員としての倫理違反を審査する1回目の特別委員会を開きました。
倉敷市議会は全会派の代表者7人で構成した議員政治倫理審査特別委員会をきょう初めて開きました。
この委員会は倉敷市議会の塩津学議員が2019年に開催された音楽イベントの主催者に対して暴力団対策の報酬として300万円を要求し脅し取ろうとした恐喝未遂の罪で逮捕・起訴されたこと受けて設置しました。
委員会では恐喝未遂の疑いで逮捕されたことに加え警察が発表した塩津学議員の住所が倉敷市内ではなく岡山市南区であったことの2点について条例で定めた政治倫理基準に違反しているかを審査していきます。
きょう(25日)1回目の委員会では藤井昭佐議員を委員長に選び今後、本人がこれらについて説明する場を作り事実関係を確認することや住民票や居住実態を証明できる書類の提出を求めることを決めました。
次回は塩津学議員から聞き取りができる状況で委員会を開く考えです。