女流将棋のタイトル戦第31期大山名人杯倉敷藤花戦の挑戦者決定戦が27日行われ、西山朋佳女流三冠が2年連続で挑戦権を手にしました。
里見加奈倉敷藤花=女流五冠への挑戦者決定戦は、西山朋佳女流三冠と加藤結李愛女流初段の対戦となりました。
東京の将棋会館で午前10時から始まり、106手で後手の西山女流三冠が勝ちました。
西山女流三冠は、大阪府出身の28歳。
現在、女流名人と女流王将、女王の三つのタイトル保持者です。
去年、0勝2敗で敗れた里見・倉敷藤花へ再挑戦します。
加藤女流初段は、2019年以来2度目の挑戦者決定戦でしたが、タイトル初挑戦を逃しました。
倉敷藤花戦三番勝負第1局は、11月7日(火)に倉敷市児島由加の倉敷由加温泉ホテル山桃花で差され、第2局は11月18日(土)に倉敷市芸文館で行われます。
タイになった場合は、翌日の19日(日)に第3局が同じ倉敷市芸文館で予定されています。