今月26日は火災や震災から文化財を守ることを啓発する文化財防火デーです。
この日を前に倉敷市の不洗観音寺では消防訓練が行われました。
消防訓練は、不洗観音寺に近い山林で火災が発生したという想定で行われました。
職員は煙を見つけたあと119番通報をして、建物の中にある貴重品を外に運び出します。
そして、水消火器を使った初期消火訓練を行い、火災発生時の動作を一つ一つ確認していきました。
消防車が到着し消防署員は消防用ホースを火災場所まで伸ばし、放水を開始しました。
訓練には地元の消防団も参加し、消防署員と一緒に消火にあたりました。
倉敷消防署の文化財防火デーに合わせた訓練は9年ぶりに行われました。
不洗観音寺には倉敷市の天然記念物に指定されている「影向の松」があることから今回の訓練場所に選ばれています。