能登半島地震の被災地復旧を加速させようと、総社市が中心となって、災害支援ボランティアが寝泊まりできる「テント村」を、石川県七尾市に設置しました。
七尾市の城山運動公園野球場に2人用のテントが100張設置されました。
これまで災害支援ボランティアは、七尾市から70kmほど離れた金沢市から行き来していましたが、七尾市内から発着することで、災害現場で活動する時間が増え、復旧のスピードが上がることが期待されます。
ボランティア用の「テント村」開設は、総社市と野口健さんが代表を務める環境保護団体が協力してプロジェクトを立ち上げました。
趣旨に賛同した赤磐市など7つの自治体とともに運営していきます。
24日にセレモニーがあり、片岡聡一総社市長が抱負を語りました。
「テント村」の開設を受け、登録したボランティアは25日から七尾市の拠点から出発し、被災した住宅での災害ゴミの片付けや運搬などにあたりました。
「テント村」はいまのところ5月末まで開設される見通しです。
利用は無料ですが、事前申込が必要です。
詳しくは総社市のホームページをご覧ください。