鉄づくりの熱気に圧倒です。
倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所で、春休み恒例の工場見学会が開かれました。
工場見学会の初日は、倉敷市内外から約130人が参加しました。
東京ドーム240個分の広さがある倉敷地区工場では、協力会社を含め1万3500人が働き、1日に1万9000トンの鉄を作っていることなどが説明されました。
続いて参加者はバスに乗って、巨大な工場の中を、職員の説明を聞きながら巡りました。
途中で降りたのは厚板工場。
船や橋の材料に使われる鉄を作るところです。
約13トンの重さがある1000℃以上に熱せられた鉄の塊を、圧延機にかけて薄く延ばします。
20cmほどの厚さがあった鉄の塊が、約1cmまで薄くなる工程を、参加者は熱心に見学していました。
今回の見学会では、川崎製鉄と日本鋼管の合併で発足したJFEスチールの設立20周年を記念してつくったマスキングテープなどが参加者にプレゼントされました。
なお、あす29日(金)も午前9時半からと午後2時からの2回、見学会が開かれます。
あすの見学会は若干空きがあるそうです。
詳しくは、西日本製鉄所(倉敷地区)見学センターまでお問い合わせください。
電話(086-448-1300)受付は午前9時から