お盆を前に、朝の気温がわずかに下がって、ほんのりと涼しさを感じるようになりました。
きょう(12日)は倉敷市の植物園で、朝の涼しい時間帯に虫を捕って観察するイベントが開かれました。
虫捕りの舞台となる重井薬用植物園には、虫かごや網を手にしたおよそ50人の子どもと保護者が集まりました。
主に虫を捕るのが初めての子どもたちが対象です。
植物園の片岡博行園長、倉敷昆虫同好会の守安敦さん、倉敷昆虫館の岡本忠さんが、捕まえ方などをアドバイスします。
子どもたちは草むらや木の根っこなど、虫がいそうな場所を探します。
網を大きく振って。時には素手で取り押さえます。
池の周りには、シオカラトンボなど、夏と秋に見られるトンボが飛び交います。
こちらの木の枝には、夏にはあまり見かけないあるものをまとった虫が。
こちらの木に這いつくばる虫を捕獲しましたが、何かの幼虫のようです。
このほか、木の甘い蜜を吸うオオスズメバチも見つかり、子どもたちは興味深く見守っていました。
植物園での虫捕り・観察イベントは、毎年夏と秋に開催していて、次回は9月21日(土)に開かれます。




