総社高校の家政科が市内の飲食店とコラボし、地元の食材を使った新メニューを開発しました。
総社高校家政科3年生の有志7人が調理しているのは、総社市をはじめ、岡山県内や四国地方に展開する和食店「遊食房屋」とコラボレーションした新メニューです。
「遊食房屋」の香川県の店舗では高校生が養殖した魚を料理に使うなどこれまで地元の高校生とコラボしていて、総社店でも高校生と一緒に何か取り組みたいと、総社高校の家政科に声をかけました。
考案した新メニューは「吉備の国赤米焼売」と、「えびはんぺんの岡山蒸し餃子」です。
餃子は、えびとはんぺんを種に、ソースには「桃太郎トマト」を使って甘みとほどよい酸味を感じる味わいに仕上げています。
特にこだわったのは手作りの皮です。
焼売は、肉種に総社市に伝わる赤米と、総社市産のもち米をまぶしました。
総社市特産のセロリと、白桃を使った二種類の餡もつくり、岡山の魅力を存分に味わえるメニューにしています。
どちらのチームとも、何度も試行錯誤を重ねて完成しました。
遊食房屋の事業部や料理長も訪れ、調理の様子やレシピを確認しできあがりを待ちます。
盛り付けたら、いざ試食の時間。
生徒たちがメニューのこだわりを説明し、プロから実際に食べてみての感想やアドバイスをもらいました。
考案したメニューは、店舗での試作やレシピの確認を行ったあと岡山総社店、岡山倉敷店、観音寺総本店で期間限定で販売予定です。
販売開始は9月中を目指しています。




