総社市の山手公民館西郡分館で盆踊りが行われ、地域住民が古くから伝わる西郡地踊りを踊りました。
山手公民館西郡分館には、盆踊りの開始を前に午後6時すぎから多くの人が集まり、焼き鳥やフランクフルトなどの屋台グルメやヨーヨー釣りなどを楽しみました。
午後7時、山手福山合戦太鼓による太鼓演奏で幕開けしました。
西郡盆踊りは、福山合戦の戦没者の御霊を敬い、毎年8月14日に行われています。
会場に設けられた仏壇の前でお経が唱えられ、訪れた人は手を合わせながら福山合戦戦没者の霊を慰めました。
日が落ちると、いよいよ盆踊りが始まりました。
地域住民たちが、やとさや岡山ちびっ子音頭をやぐらを囲んで踊ります。
音頭取りに合わせて踊られたのは地踊りです。
西郡盆踊りは、西郡地踊り保存会が主催していて、西郡に古くから伝わる地踊りを残していこうと、年に一度この盆踊りを通じて地踊りを継承しています。
西郡地区の盆踊りは若い世代も多く参加するのが特徴です。
今年も子どもから大人までがこの地踊りに参加し後世に受け継ぎました。
祭りの最後には花火が打ち上げられ、地域住民を楽しませました。