玉野市で日本刀の製作に励む刀鍛冶の曽根寛さんが日本刀の全国公募展で特賞に選ばれ玉野市役所で受賞を報告しました。
刀鍛冶の曽根寛さんが玉野市役所を訪れ柴田義朗市長に受賞を報告しました。
曽根さんは今年4月、日本刀の全国公募展現代刀職展の作刀の部で最高クラスの特賞にあたる「薫山賞」を初めて受賞しました。
曽根さんは倉敷市在住で7年前から玉野市滝に日本刀を制作する鍛刀場を建て技術を磨いています。
曽根さんはふんわりとした優しさのある刃文が特徴の隅谷丁子と呼ばれる全国でも数少ない技術を持つ職人で、今回の公募展には今年3月に完成させた作品を出品しました。
刃文の美しさなどが高く評価され「薫山賞」を受賞しました。
出品した作品は現在、東京の刀剣博物館で展示されているためこれまで自身が製作した日本刀を持ってきて披露しました。
柴田市長は「大変うれしく誇りに思います。これからも玉野で製作に励んでください」と激励しました。
曽根さんは来月から来年に向けた新しい作品づくりをスタートするということです。
      
    
 
       
           
           
       
       
       
      


