玉野市日比のお寺で、仮装盆踊り大会が5年ぶりに開かれました。
かつて北前船も立ち寄った日比港を臨む高台にある日比観音院。
日が暮れ始めると、仮装した住民が境内に集まります。
思い思いの衣装をまとい、玉野の地踊り「かっからか」を踊ります。
今年で47回目を迎える歴史の長い仮装盆踊り大会です。
新型コロナなどの影響で2019年以来5年ぶりの開催となりました。
日比観音院の正式な名前は與楽山常光寺観音院という真言宗のお寺です。
約100年前から観音様の縁日である8月18日の前の晩に法要と盆踊り大会が行われていて、昭和48年から「仮装」を取り入れました。
当初はイヌやサルなど動物に扮した人が多かったそうですが、近年はバラエティに富んだ仮装が増えています。
毎年楽しみに参加する人も多い仮装盆踊り大会。
久しぶりの開催で踊りに力が入っています。
こちらのお相撲さん。
妻の実家・玉野に里帰りしているイギリス人の男性も、チャンスがあれば参加している「かっからか」の大ファンです。
日が暮れても30度を超え、汗をにじませながら熱心に踊る参加者たち。
このうち仮装したのは大人25人、子ども14人でした。
その衣装と踊りを、玉野地踊り保存会のメンバーが採点しました。
その結果、グランプリとなる日比観音院賞に輝いたのが、お相撲さんに扮したイギリス人の男性でした。
このほか、大人の部、子どもの部に分けて、金賞、銀賞といった優秀賞が贈られました。
      
    
 
           
           
       
       
       
      


