木工作家の川﨑正博さんの作品展が倉敷市のアトリエで開かれています。
会場には約80点の木で作られた作品が並んでいます。
川﨑正博さんは美術教員だった1994年から木工制作に取り組んでいてすべての作品を天然の素材を生かし着色などを行わず制作しています。
これまでに様々な種類の木を並べてしま模様を表現する「しまトレイ」や「しま手箱」を作ってきました。
今回の作品展ではそれらに加え「しま額」も登場。
それぞれの絵の世界観にマッチするよう配色を考えて作ったもので絵の存在感をより引き立てています。
しま模様だけでなく動物や植物も木に木をはめ込む象嵌という手法で表現しています。
こちらの作品は川﨑さん自身が学生時代に描いた牛窓オリーブ園の風景画をかたどったものです。
草などの細かい質感は木が本来持つ木目で表現しています。
川﨑正博さんの木工展「しましまきぶん」は9月1日(日)までギャラリーアトリエ1/Fで開かれています。
会場では木工制作を体験できるワークショップもあわせて開催されています。
ワークショップ
各日14:00~
定員1日4名
中学生以上参加費2000円




