先週末(12・13日)、倉敷市児島琴浦地区の鴻八幡宮で例大祭が行われました。
伝統のしゃぎりの音色に合わせ、だんじりや千歳楽が宮入りし地区や境内は大いに賑わいました。
鴻八幡宮では毎年10月の第二土曜日と日曜日に例大祭を行っています。
豊作や地域の安全を祈願する祭典が執り行われると、御神体を載せた神輿が氏子町内を巡幸しました。
巡幸は地区内の西回りと東回りを毎年交互に行っていて、今年は西回りの上の町・下の町を巡りました。
また、神賑わいとして行われるだんじりと 千歳楽の宮入には氏子町内19地区が参加し、祭りを大いに盛り上げました。
だんじりは傾斜16度長さは80メートルに及ぶ参道の急坂を、県の無形民俗文化財に指定されている祭囃子『しゃぎり』を演奏しながら駆け上がります。
氏子たちはだんじりを引く綱を持ったままぶつかり合う「練り」を見せたり、 地区ごとに個性的なパフォーマンスを披露したりして、 見物客を楽しませました。
今年は湊地区のだんじりの車輪の一部が壊れ、途中までしか宮入りできないアクシデントがありましたが、熱のこもったしゃぎりや練りを
披露していました。
なお、KCTでは今年も会場から10時間以上にわたって生中継での放送を行いました。