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幼小中連携で「命を守る」 倉敷・連島南学区で津波避難訓練

倉敷市の連島南学区で小学校と中学校幼稚園が一斉に、津波を想定した避難訓練を行いました。

全校児童984人の連島南小学校です。
授業中に震度6弱の大きな揺れが起きたという想定です。
そして、瀬戸内海沿岸に津波警報が発表されたという想定で、高台に逃げる訓練が始まりました。
クラスごとに人数を確認して、列になって学校の外に出ます。
地域の人たちが訓練をサポートしたほか、隣接する連島南幼稚園の子どもたちを6年生が手を引いて避難します。
連島南小学校は1メートルから2メートルの津波が来ると想定されているため、小学校から歩いて500m先の連島南中学校に向かいます。
中学校も同じくらいの津波が来る想定ですが、建物が小学校よりも高いため、二次避難場所として身を寄せることにしています。
この日は児童と園児のあわせて1000人が、約20分かけて中学校の4階に無事移動しました。
一方、連島南中学校でも同じ時間に避難訓練を行いました。
南海トラフ地震による津波を想定して、全校生徒420人と教職員が、2.7km先の高台にある倉敷芸術科学大学まで歩いて逃げます。
南海トラフ地震の場合、倉敷市に津波が来るまでの時間は約2時間半とされています。
しかし、水島地区は液状化の可能性が高いため、歩いて避難するとしても時間が大幅にかかるおそれがあります。
学校を出てから50分後。
高いところで海抜が95mある倉敷芸術科学大学に到着しました。
津波の避難訓練を学区内で連携して行うのは、10数年ぶりということです。
学校関係者は、今後も取り組みを続けていきたいとしています。

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  • 放送日:2024/10/30(水)
  • 担当者:六路木 謙治
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