倉敷工業高校の生徒が寒い冬を温かく過ごしてもらおうと倉敷市内の高齢者施設へ手作りのひざ掛けをプレゼントしました。
倉敷市児島柳田町にある老人ホーム「倉敷シルバーセンター」を訪れたのは、倉敷工業高校テキスタイル工学科の3年生8人です。
生徒が授業で製作したひざ掛け8枚を施設利用者へ贈りました。
このひざ掛けはテキスタイル工学科の生徒が繊維製品の製作過程を学ぶため実際に羊の毛を刈って毛の洗浄から染色、糸紡ぎ、織りまでをして作ったものです。
ひざ掛けはストールとして使うこともできぬくもりのある手織り作品に仕上がっています。
施設利用者は生徒からの贈り物に満面の笑みを浮かべ早速使っていました。
この取り組みは捨てられてしまう羊の毛を利用してひざ掛けにすることで寒い時期を温かく過ごしてもらおうと2006年から行っています。
ひざ掛けは今月末までに高齢者施設「倉敷藤戸荘」にも8枚贈られます。




