高梁川流域の高校に通う生徒による絵画展が、倉敷市立美術館で開かれています。
会場には、倉敷市や総社市、高梁市、笠岡市など高梁川流域にある15校の高校生が描いた絵画114点が並びます。
テーマは自由で、油彩や水彩、デッサンやコラージュなど様々な手法で制作しました。
最優秀賞の流域連盟会長賞に選ばれたのは総社高校3年生の貝阿彌結名さんの作品です。
貝阿彌さんは、森林地帯で暮らす動物・ビントロングを題材に描きました。
ビントロングの表情や動き、果物の質感などの観察力と表現力の高さが評価されました。
色は黒を使わず、赤や緑を使い色彩に深みを持たせています。
そのほかにも、高校生のみずみずしい感性が光る作品の数々を楽しむことができます。
この作品展は、高梁川流域の高校生のつながりを深め、流域の文化を発展させようと2000年度から毎年行われています。
「高梁川流域連盟流域高校生絵画展」は、3月2日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。