プロ野球で3球団の監督を歴任し、7年前に70歳で亡くなった倉敷市出身の星野仙一さんゆかりの品を集めた展示会が、倉敷市立美術館で開かれています。
星野仙一さんは、1968年にドラフト1位で中日ドラゴンズに入団し、ピッチャーとして活躍。
その後は監督として、中日、阪神、東北楽天を指揮して、監督通算1181勝をあげました。
母・敏子さんに初めて買ってもらったグローブ、中日の投手として受賞した沢村賞のメダル、2013年楽天が日本一に輝いた時のユニフォームなど、幼少期から選手、監督時代までの星野さんの人生をたどる展示です。
今回披露されたおよそ100点は、倉敷美観地区にあった「星野仙一記念館」の所蔵品です。
3年前の閉館にともない倉敷市に寄贈されたもので、今回初めて一般公開されました。
初日はセレモニーが開かれ、星野さんの二女・和華さんやチームのアンバサダーで、星野さんの下でプレーした銀次さんが、テープカットして開催を祝いました。
星野さんの同級生も駆けつけ、中学高校時代の写真を見ながら、思い出話に花を咲かせました。
またこの週末、楽天のオープン戦が倉敷で開かれたのに合わせ、県外のファンも駆けつけました。
燃える男・星野仙一さんの野球人生を振り返る展示会は、今月30日まで開かれています。(入場無料毎週月曜休館)