企業の人材不足問題に対応するため、倉敷商工会議所は、再就職支援の人材マッチングサービスを展開する公益財団法人産業雇用安定センターと包括協定を結びました。
倉敷商工会議所で調印式が行われ、公益財団法人産業雇用安定センター岡山事務所の片山弘志所長と倉敷商工会議所の井上峰一会頭が協定書にサインしました。
産業雇用安定センターは、企業の雇用調整による人材の再就職を支援する公的機関で、岡山事務所では約200人が人材バンクに登録しています。
その登録情報を3000を超える倉敷商工会議所の会員企業にメールで送信。
センターは興味を持った会員企業から求人票を受け取り、登録した人材にオファーがあったことを知らせる仕組みです。
協定では、人材育成ニーズや求職者の動向について相互に情報交換することも盛り込んでいます。
産業雇用安定センターが岡山県内の商工会議所と協定を結ぶのは初めてです。
倉敷商工会議所では、会員企業の人材不足問題に重点的に取り組んでいて、今後も産業雇用安定センターと協力できることを進めたいとしています。