倉敷市児島で整備が進められていた児島学校給食共同調理場が完成し開所式が行われました。
開所式には伊東香織 倉敷市長や地元の小中学校の校長など28人が出席しました。
式では関係者によるテープカットが行われ、学校給食を作る調理場の完成を祝いました。
新しい調理場は児島駅の東側、海に近い場所に整備されました。
鉄骨2階建て延べ床面積4042平方メートル。
食材の受け入れから調理、配送まで人や食材による交差汚染が発生しないよう作業区画が明確に分けられていて、衛生管理が徹底される構造になっています。
調理場には一度に1000食を作れる釜12台や大型のスチームオーブンなど最新の調理設備が配置されています。
1日あたり6000食が提供可能で、児島地区を中心に10の小学校と5つの中学校に安全で栄養バランスのとれた給食が届けられます。
2階にはデジタル配信ルームが整備されています。
調理場と学校をつなぎ、給食時間に郷土料理を紹介するなど食育の授業などに活用されるということです。
この日は伊東市長と児島小学校の児童がオンラインで交流しました。
児島学校給食共同調理場は8月27日から運用を開始する予定で2学期には児島地区のそれぞれの学校へ給食が届けられます。




