倉敷市立美術館で絵画愛好グループ赫祥会が年に一度の作品展を開いています。
赫祥会は1965年に結成され、現在は19人の会員が月に一度集まりデッサンや作品の批評などで絵画の基礎を学びながら作品を制作しています。今回はグループを結成してから60年の節目となる作品展で14人の会員が風景画や抽象画など約50点を出展しました。昨年9月に入会した新メンバー吉村恒夫さんの作品です。吉村さんは約40年前から油絵を描いていて、去年開かれた赫展に訪れたことがきっかけで入会しました。出展した作品の中には 40年前のデッサンと入会してから描いた最新のデッサンが並びます。油絵では、仕事で悩んだ時にリフレッシュするためよく訪れていた玉野市の王子が岳の美しさ、雄大さを表現しました。今回の作品展で最多の8点を出展した秋田健治さんは大の登山好き。以前訪れた長野県・白馬の山々や上高地の湿原を涼しげに描きました。
宰所操さんは瀬戸内海に浮かぶ三ツ山を題材に選びました。
空が澄んでいる2月の早朝に、朝日と中央の島が上下に並ぶ一瞬を狙いました。瀬戸内海の水面に映る三ツ山の影と太陽の光がきらきらと反射する様子を表現しています。
赫祥会の作品展は、倉敷市立美術館で今月20日(日)まで
開かれています。
      
    
 
       
           
           
       
       
       
      


