全国のケーブルテレビが制作する番組の中から優れた作品を表彰する日本ケーブルテレビ大賞番組アワードで、KCTの岡村祐紀ディレクターが制作した番組「真備町写真洗浄5年半の活動に節目」が、準グランプリを受賞しました。
今年の日本ケーブルテレビ大賞番組アワードにはドキュメンタリー部門とコミュニティ部門であわせて212作品の応募がありました。きょう午後、贈賞式が東京都内で行われ、岡村祐紀ディレクターが準グランプリの表彰を受ました。「真備町写真洗浄5年半の活動に節目」は、西日本豪雨災害を受けて立ち上がり、51万枚以上の写真を洗浄して、被災者の思い出をよみがえらせてきたボランティア活動を5年半にわたり取材した番組です。KCTからはほかにも2本の番組が受賞しました。土岐和也ディレクターが制作した「歌い継げ!下津井節~風待ちの港に吹く新風~」が新人奨励賞を受賞しました。下津井の街の活性化に取り組む民謡歌手の女性が、下津井節を後世に残そうと、一大イベントを企画するまでを追った番組です。そして、小玉優ディレクターが制作し、今年2月にKCTニュースで放送した特集「音のない世界と、音のある世界をつなぐ~倉敷市地域おこし協力隊難聴のライター~」が、新人奨励賞を受賞しました。倉敷市の地域おこし協力隊員として奮闘する難聴の女性のリアルに迫る特集で、手話解説を盛り込んで伝えました。KCTの番組が日本ケーブルテレビ大賞番組アワードで、3作品同時に受賞するのは今回初めてです。