住民の災害への備えにつなげようと倉敷南小学校区で防災イベントが開かれました。
倉敷南小学校で行われた防災イベントには、学区の住民およそ120人が参加しました。大地震が起こったことを想定して避難所となる体育館に集まり、用意された8つのブースで体験しながら学びます。こちらでは、段ボールベッドを組み立てます。軽くて運びやすいため、子どもでも作ることができます。
参加者は、体育館の横にある防災倉庫も見学しました。市の職員から、倉庫には50人が2日分過ごせる量の備蓄品しかないことが説明され、各自の備えの重要性を学んでいました。そのほかにも、非常持ち出し品を活用したけがの手当て体験や長期保存できるごはんやパンの試食などを通じて今からできる準備や災害が起こった時の生活について理解を深めていました。
この防災イベントは、倉敷南コミュニティ協議会防災対策実行委員会が、住民の防災力を高めようと初めて開催しました。
倉敷南コミュニティ協議会は、今年度末までに学区の自主防災組織結成に向けて準備を進めるということです。




