玉野市議会7月臨時会が開かれ、小中学校の給食費を2カ月間無料にするといった物価高騰対策の補正予算案などが可決されました。
執行部が提案した2議案のうち、補正予算は、一般会計で総額4543万円。おもに国の物価高騰対策にともなう交付金を活用したものです。
このうち小中学校の学校給食費については、9月・10月分を市が全額負担するため、3285万円を予算計上しました。
一人当たり、小学校で1万1000円、中学校で1万2000円、児童生徒の負担が軽減される見込みです。
(学校給食運営補助事業 3285万円)
補正予算では物価高騰対策以外にも、市が進めている学校再編の準備経費を盛り込んでいます。
再来年4月の統合を目指す宇野・玉・日比中学校について、新しい学校の校舎となる宇野中学校の改造経費728万円は、1学年5クラス分の普通教室と特別支援学級の教室などを確保するためで、今年度は実施設計、来年度に工事を行います。
(中学校大規模改造事業 728万円)
本会議で、賛成多数で可決しました。
このほか、国の動きに合わせて、玉野市が負担する選挙立候補者のポスター・ビラ作成費について、単価を引き上げる条例改正案も提案され、可決されました。
      
    
 
       
           
           
       
       
       
      


