岡山県で栽培が盛んなフルーツのような甘さが特徴の桃太郎トマトを多くの人に知ってもらおうと、親子向けの食育イベントが開かれました。
ほかのトマトに比べて強い甘みと程よい酸味がある今が旬の岡山県の特産品「桃太郎トマト」。そのおいしさを広めるため JA晴れの国岡山が食育イベント「桃太郎トマト学校」を初めて企画しました。
参加した県内の子どもたちと保護者は、はじめに桃太郎トマトについてクイズや講義を通じて学びを深めました。
トマトはリコピンという成分によって赤くなっていることや抗酸化作用があり、体によい効果があるということが説明されました。
特徴を学んだところで、桃太郎トマトを使ったピザづくりに挑戦です。
子どもたちは、保護者と協力しながら桃太郎トマトやピーマン、 ソーセージなどの具材を包丁でカットしていきます。そして、桃太郎トマトを100%使った万能ソースを塗った生地に好きなように具材を盛り付けてオーブンで焼き上げると桃太郎トマトピザの完成です。
岡山県産のトウモロコシやキュウリなどのサラダバーも用意され、参加者は旬の野菜のおいしさを実感していました。
桃太郎トマトは40年ほど前から県内で栽培され、高梁市など県中北部で生産が盛んです。今シーズンは1510tの出荷が見込まれています。
桃太郎トマトは、9月上旬に出荷の最盛期を迎え11月末まで県内のスーパーなどに並ぶということです。




