体の仕組みや応急処置などを学ぶ子ども向けの体験イベントが倉敷市の川崎医科大学で開かれました。
白衣に身を包んだ小さなお医者さん。救急隊メンバーになってけが人の応急手当てにも挑戦します。子どもたちに医療・福祉への興味・関心を持ってもらおうと開かれた「かわさき夏の体験教室」。県内外の小中学生およそ100人が参加し、人間の細胞や臓器などのからだの仕組みや応急処置などについて学びました。
からだの仕組みについて学ぶコースでは人間の消化官に見立てたヒモを引っ張り何メートルあるか調べたり、全身に血液を送る心臓のはたらきをポンプを使ったゲームで学んだりして楽しく臓器について学びました。
応急処置について学ぶコースでは、AEDの使い方や速いリズムで力強く行う心臓マッサージの方法、衛生的かつ迅速なけが人への手当ての方法などを学びました。応急手当について学んだら、いよいよ実践です。災害現場に突入し、血を流して倒れている患者役の保護者を救出します。子どもたちは救助隊や看護師になりきり、治療の優先順位を決めるトリアージや、ガーゼや包帯を使った応急処置に取り組みました。
イベントではほかにも、ドクターヘリの見学や外科医・看護師体験なども行われました。




