21日から始まる秋の交通安全県民運動を前に地域住民に意識を高めてもらおうと交通安全推進大会「ようこそセーフティ・イン水島」が開かれました。
「ようこそセーフティ・イン水島」は水島交通安全協会など12の団体で構成される「交通安全ようこそ水島実行委員会」が毎年開いています。
式典では桐野宏司実行委員会会長が「地区、職場、家庭で改めて交通安全を意識してほしい」と呼びかけました。
秋の交通安全県民運動は「交通ルール守って笑顔晴れの国」をスローガンに自転車に乗るときのヘルメット着用や横断歩行者優先の徹底を重点項目としています。
イベントでは、地域住民に分かりやすく、楽しく交通安全の意識を高めてもらおうと様々なブースが設けられました。
こちらでは酒に酔った時の視界を疑似体験できます。専用のゴーグルを付けるとお酒を飲んでいないのに千鳥足に。
こんな状態で運転したら・・・と飲酒運転の恐ろしさを肌で感じることができます。
子どもたちが釣っているのは魚ではなく標識です。
標識には、子どもが読むことが難しい漢字が使われているものもあり、スタッフが意味を説明しました。
ブースの中で人気を集めていたのはゲーム感覚で運転方法を学べる自転車シミュレーターです。後ろを振り返って車や歩行者がいないか確認したりして、正しい自転車の乗り方を学びました。
このほか、安全運転をサポートする車の体験も行われました。
発進させる時、障害物や歩行者を検知するとアクセルペダルを強く踏んでもブレーキが制御され衝突を回避することができます。
水島警察署では日没時間が早くなるこれからの時期に向けてヘッドライトの早めの点灯や歩行者の反射材の使用などを呼びかけています。
秋の交通安県民運動は21日(日)から30日(火)まで行われます。