岡山県を代表する民謡「下津井節」を後世に残すイベント「下津井宵灯り」が今月4日に開催されました。
倉敷市下津井の町並み保存地区に並んだ提灯や行燈に灯りがともりイベントがスタートしました。
一節見せる色とりどりの浴衣に笠をかぶった踊り子たちが町並み保存地区のおよそ160メートルを踊り流していきます。
踊り子たちが披露するのは下津井節を全国に広めようとおよそ80年前に作られた踊りです。
北前船の寄港地として栄えたかつての街並みを再現した空間には正調下津井節の音色とゆったりとした時間が流れました。
また、むかし下津井回船問屋の中庭では参加者によるレクチャーの後、観客も一緒に輪になって下津井節を踊りました。
このイベントは、歌い手が減少する下津井節の後継者を育てるとともに街の活性化につなげようと去年から開催しています。
踊り手の数も去年から増加し、およそ半年かけて練習してきた成果を披露しました。
下津井宵灯りは踊り手をさらに増やし来年以降も開催していきます。
イベントを開催した下津井宵灯り実行委員会では踊りを披露する参加者を募集しています。
練習会の日程などは下津井宵灯りのインスタグラムで確認できます。
参加の申し込みや問い合わせは下津井宵灯り実行委員会までお願いします。
℡ 050―6862―6966
インスタグラム @shimotsui_yoiakari