全国のクラフト作家による作品の展示やワークショップで手仕事の
魅力を発信するイベントが、倉敷市で開かれました。
表情豊かな焼き物や輝きを放つガラス、味わいのある革製品、そして、気品あふれるアクセサリーに訪れた人が夢中です。
倉敷市芸文館前の広場には、岡山県内外で活動するクラフト作家78人がブースを設け、こだわりの作品を展示しました。
「フィールドオブクラフト倉敷」は、手仕事の魅力を広く知ってもらい、次の世代に伝えようと2006年から始まり、今回で19回目です。
備前市を拠点に活動する家具職人の堀川翔平さんは、無垢の木を使った椅子を紹介。
座面は紙でできた紐、ペーパーコードを編んで作ります。
北欧の家具で使われる伝統的な素材で、軽いのが特徴。
何本もの紙を撚り合わせてロープ状にすることで強さを兼ね備えています。
一脚の座面を編み込むのに3時間ほどかかるそうです。
さまざまな素材の器も多く出品されています。
こちらは、滋賀県・信楽の土をベースにした焼き物に、銀をあしらった食器です。
使うほどに色が変わる経年変化を楽しめる一品です。
こちらも同じ銀色の器ですが、素材は錫。
古くから晴れの日に縁起がいいとされる素材です。
持った時の重量感も錫の特徴。
特にビールを入れると泡立ちが良いそうです。
一部のブースでは、作家の指導によるちょっとしたものづくり体験もあり、訪れた人は、作家との会話を楽しみながら素材の魅力をより深く感じていました。
作家のブース以外にも、手仕事の面白さを体感するワークショップがあり、多くの人が参加しました。
今年初登場の藍染体験では、岡山市の染色作家アサヤマトシヤさんがレクチャーして、オリジナルのハンカチや手拭いを作りました。
電動糸のこぎりを使った動物の組み木や、木のおもちゃづくりは子どもたちに大人気。
型染めのTシャツづくり、張り子のお面に絵付けする体験も好評でした。
手仕事の魅力を感じ、作家との会話も楽しめるフィールドオブクラフト倉敷。
あす17日(日)も午前10時から倉敷市芸文館前広場で開かれます。




