倉敷市児島地区のまちづくりを考える「児島未来創造シンポジウム」が、初めて開かれました。
このシンポジウムは、児島商工会議所の児島まちづくり委員会が、地域活性化の一環として企画したもので、会場にはおよそ200人が集まりました。初めに、商工会議所の会員で、児島を広くPRした功績を讃える表彰がありました。学生服資料館を運営する日本被服や、ジーンズタクシーを運行する曙タクシー、児島の景勝地をラッピングしたトラックを走らせている藤森運輸など、7つの企業団体に表彰状が贈られました。続いて、3つの団体から児島のまちづくりに関する取り組みの報告がありました。県立倉敷鷲羽高校は、今年1月高校生ビジネスプラングランプリで発表し、審査員特別賞を受賞したプラン「つなぐハウス」について説明しました。これは、人口減少などの課題を抱える児島地区に、インターンシップ生を受け入れるシェアハウスを建設するプランです。生徒たちは、I(アイ)ターンによる人口増加とともに、地場産業の振興が図れることを強調しました。このほか、児島商工会議所が平成24年度から3年間で実施した「せんい児島ジーンズ巡りプロジェクト」なども紹介されました。