全面通行止めとなっていた玉野市の宇野地区と玉地区を結ぶ国道430号玉野トンネルの道路を広げる工事が終わり、25日開通しました。
交通規制は25日午後3時に解除され、工事関係者が通行規制のための看板などを取り除き、通行出来るようになりました。開通した玉野トンネルは、幅およそ11メートル高さは最高で7メートルに拡張されました。車線は両車線あわせて6・5メートルと、これまでに比べると1メートルずつ広くなっています。また、道路の片側には幅3メートルの歩道が新たに整備され、歩行者の安全が配慮されています。隣接する玉野商業高校では、これまで玉野トンネルを利用しての通学を認めていませんでしたが、今回の工事で安全が確保されたとして、生徒の通学路として認定することにしました。昭和33年に完成した国道430号玉野トンネルは、宇野地区と玉地区を結ぶ玉野市内の主要道路にあります。しかし、交通量の割に道幅が狭く、歩道もなかったことから、備前県民局が平成19年から総事業費14億円をかけて工事を進めていました。