任期満了に伴う岡山県議会議員選挙は7日に投票、即日開票されました。選挙戦となった倉敷市・都窪郡選挙区で14人、玉野市選挙区で2人の新しい県議が決まりました。
倉敷市・都窪郡選挙区の投票率は、40・34%。前回より0・68ポイント下がって、過去最低を更新しました。開票結果です。定数14に対して16人が立候補し、現職11人、新人3人が当選しました。このうち自民党は現職7人すべて当選。公明は2議席、共産、立憲民主はそれぞれ1議席を確保しました。
トップ当選は、真備町を地盤にする自民党の現職・高橋戒隆さん。支援者に復興への強い決意を語りました。立候補者16人のうち最年少の新人・佐古一太さんは、父・信五さんの後を継ぎ、堂々とした戦いで初陣を飾りました。新人の秋山正浩さんは、1万1千を超える票を獲得。4年ぶりに三菱自動車労働組合として議席を復活させました。公明党は、倉敷市議から鞍替えした吉田徹さんが初当選。前任者からの議席を守りました。千田博通さんは、14人の中で最も多い、10回目の当選です。また、立憲民主党の鳥井良輔さんは、前回から大幅に得票を伸ばしました。そして、共産党の須増伸子さんは、支持基盤の強い早島町で得票を伸ばすなどして議席を守りました。
続いて、玉野市選挙区です。前回と同じ三つ巴の構図で、最後までもつれる激しい戦いとなりました。自民党の現職・加藤浩久さんが5回目の当選。そして無所属の住吉良久さんは、118票差で猛追する新人を振り切り議席を守りました
玉野市選挙区の投票率は、47・86%と、前回より0・98ポイントダウンしました。なお、開票作業の終盤で事務的なミスがあり、当初の予定より10分ほど作業終了が遅れました。