緊急事態宣言から10日不要不急の外出を控えることが求められる中観光地では大きな打撃を受けています。
倉敷美観地区。
毎年この時期は多くの観光客でにぎわっていますが、今は人がほとんどいない状況です。
緊急事態宣言を受けて、市の所有施設は全て閉館し、美観地区の多くの商店が臨時休業しています。
観光の目玉となる大原美術館も観光客が6割減少し4月11日から閉館しています。
観光客が売り上げの多くを占める商店では大打撃を受けています。
【インタビュー】倉敷美観地区の商店はー
そのような中、飲食店では、テイクアウトが出来るお店が増えてきています。美観地区の北側に位置する珈琲ウエダは約半世紀、地元の人にコーヒーなどを提供している老舗の喫茶店です。
今の時期は台湾や香港などから多くの観光客が訪れるそうですが、新型コロナウイルスの影響で現在は、昼を過ぎるとお客さんがいなくなると言います。
【インタビュー】珈琲ウエダ上田京子さん
上田さんは、知り合いのアドバイスを受けて珈琲やピラフのテイクアウトを始めました。
エビピラフとチキンピラフの2種類あり値段は税込み650円です。
【インタビュー】珈琲ウエダ上田京子さん
珈琲ウエダは午前9時から午後5時までの当面短縮営業を続ける予定です。
大型連休を控え、通常ならばこれから多くの客が訪れる観光地。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、多くの商店で耐える時期が続きそうです。