梅雨や台風の出水期に備えて、高梁川と小田川で堤防などの点検が行われました。
この点検は、これからの出水期を前に、国土交通省の職員などが年に1回実施しています。
堤防や樋門、護岸といった河川管理施設に異常はないか確かめることを目的としています。
高梁川は総社市の豪渓から水島まで、小田川は真備町から矢掛町までの区間を6つの班に分かれて点検しました。
おととしの西日本豪雨災害で堤防が決壊した小田川では、樋門の柱や堤防が浸食されている具合などを一つひとつ確認していきました。
職員たちは、タブレット端末を使って過去のデータと比べ、危険な箇所がないか確かめながら作業を進めていきました。
今回の点検で修繕が必要だと判断されたのは、高梁川で2ヵ所、小田川で0ヵ所ありました。