県内で就労支援を行う事業所がバーチャル・リアリティ=VRを活用した就労トレーニングの体験会を開催しました。
体験を企画したのはハートスイッチ倉敷校で、VR体験会には同じく就労支援事業所で働く支援員などが参加しました。
ハートスイッチでは今年8月の中頃からVRを活用した就労トレーニングを行っていて、他の事業所にもVRを知ってもらおうと開催しました。
体験会では専用のゴーグルを装着し、就職面接やトラブル対応などのシチュエーションを体験していました。
ハートスイッチが導入したのはemouというソーシャルスキルトレーニングのVRアプリです。
在宅訓練に使えることや支援者が欠けても同じ内容でトレーニングができることなどから導入を決めました。
アプリ内ではトレーニングの結果が保存できるほか、目線の動きが大切な就労トレーニングに合わせ、体験者の目線が確認できるようになっています。
ハートスイッチでは今後、事業所利用者のための体験会も開催したいとしています。