玉野市の田井小学校で伝統工芸を学ぼうと備前焼の体験授業が行われました。
備前焼の作り方を教えるのは玉野市を拠点に活動している陶芸家の大月まり子さんです。
田井小学校では「物づくり」の勉強の中で毎年5年生は備前焼のコップを6年生はお皿を製作しています。
今回は児童24人がコップづくりに挑戦しました。
はじめにアルミ缶に新聞紙を巻いて芯をつくります。
コップの形になるように備前の粘土をまき形を整えていきます。
そして余った粘土で底をつくります。
隙間ができないように丁寧につなぎ目を埋めていき、最後に自分が好きなように型をくっつけたり模様を描いたりして完成です。
児童たちはそれぞれ自由な発想でコップをつくっていきました。
完成したコップは1ヵ月乾燥させて藁を巻き1200度で焼いて来年1月には完成する予定です。