玉野市の中学生がきょう(17日)から玉野海上保安部で職場体験学習を行っています。
玉野海上保安部での職場体験学習に参加しているのは玉中学校2年の高取凪さんと松本 倭さんの二人です。
はじめに玉野海上保安部の職員から密漁や密輸対策といった治安の確保をはじめ、海難救助や交通安全など、海上保安庁が行っている様々な仕事について説明を受けました。
また、航海の時に欠かせない「海図」について学びました。
2人は宇野港周辺や瀬戸内海の海図を見ながら、自分が海上にいる想定で目標となる場所の距離や方位を専用の三角定規と「デバイダー」と呼ばれるコンパスに似た道具を使い調べていました。
続いて、船の運用に欠かせないロープの結び方のレクチャーを受け、実践しました。
結びやすくほどけやすい「もやい結び」は「キングオブノット」とも呼ばれ、何トンもの船を港にしっかりと結びつけることができます。
2人は「もやい結び」の頑丈さに驚いている様子でした。
玉野海上保安部での職場体験学習はあすも行われ、2人は巡視艇の見学や灯台の点検整備を体験する予定です。