新型コロナウイルスの影響で沖縄へ修学旅行に行くことができなかった玉野市の八浜中学校と、山田中学校の生徒のためにリモートで沖縄とつないだ平和学習が行われました。
平和学習には、八浜中学校の3年生28人と山田中学校の3年生32人がリモートで参加しました。
この学習は、玉野青年会議所が新型コロナの影響で沖縄県での平和学習ができなかった3年生のために企画したものです。
学習には、ひめゆり平和記念資料館、解説員の仲田晃子さんがリモートで参加しました。
太平洋戦争の末期の沖縄戦に動員されたひめゆり学徒隊の女生徒たちが今の自分たちと同年代であったことや過酷な環境で兵隊の看護にあたっていたことなどを教わりました。
また、ひめゆり学徒隊として陸軍病院で看護活動を行った津波古ヒサさんのインタビューも紹介され生徒たちは戦争の悲惨さについて学んでいました。
この平和学習は玉野市教育委員会の後援と岡山次世代スクール協会の共催でリモート学習の新たな試みとしても行われました。
玉野青年会議所は今後、教育委員会などと連携しリモート学習の推進を目指していく方針です。