今年で還暦を迎えるガラス作家小谷栄次さんの作品展が日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。
小谷栄次さんは、倉敷ガラスの創始者小谷眞三さんの長男で23歳の時に眞三さんのもとに弟子入り。
以来、倉敷市粒江に工房を構え30年以上ガラス作りを続けてきました。
会場には、小谷さんが還暦を迎えるにあたり作り上げたコップやお皿など280点が並びます。
「小谷ブルー」と呼ばれ倉敷ガラスを象徴する美しい青色の器や炉の中に溶けたガラスをかき混ぜることで空気の泡が入り独特の味わいを出す泡入りガラスなどの定番の作品が並びます。
他にも、普段はあまり作らない赤色を取り入れた作品も還暦を迎えるにあたり作成しました。
丈夫で使いやすく、日常に溶け込むことを大切にしてきた小谷さんのこれまでを感じられる作品が多く展示・販売されています。
倉敷ガラス小谷栄次展は日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで今月8日まで開催されています。