総社市とシルバー人材センターは災害時の支援に関する協定を結びました。
この協定は、大規模災害が発生したときに迅速かつスムーズな救助や応急復旧を行うため、総社市シルバー人材センターの人員や車両、機材などを総社市に提供するものです。
締結式には、総社市の片岡 聡一 市長と総社市シルバー人材センターの岡 眞司理事長が出席し、締結書にサインしました。
自治体がシルバー人材センターと協定を締結するのは岡山県内では初めてです。
現在、市内在住の60歳以上の人およそ600人の会員が所属している総社市シルバー人材センターでは、チェーンソーや発電機、軽トラックなどを所有しています。
また、市内8カ所に分かれて活動していることからそれぞれの地域の防災意識向上にもつながると考えています。
シルバー人材センターは消防署の近くに位置しているため、災害時には避難所の機能を担うことなども視野に入れています。
総社市が民間団体と防災協定を結ぶのはこれで68例目となります。