「理解しがたいけどなぜか気になる」・・・みなさんの周りにもそんなものがありませんか?そういったなぜか気になってしまうものを集めた博覧会「なんでそんなんエキスポ」が6日、玉野市で開幕しました。
6日は会場の東山ビルでオープニングセレモニーが行われました。
「なんでそんなんエキスポ」では「どうしてそうなった」や「なんでそんなん」と突っ込みを入れたくなるような他人の良く分からない行為を全国からオンラインで募集し、その中から10点を作品化して博覧会として展示しています。
こちらは「絵本トラップに気をつけろ!!」と題された部屋です。
部屋の床には、たくさんの絵本が罠のように置かれています。
絵本を倒さずに移動できるかが試されます。
つづいて天井から吊るされている紙を追いかけていくと辿り着くこちらの部屋。
こちらの部屋3歳の男の子が紙くずを切り貼りして作った友達「オボットくん」やお絵描きをし続けた末増殖した野球選手など新型コロナの自粛生活の中で大量に作られていった作品が並びます。
「なんでそんなんプロジェクト」は、早島町の生活介護事業所「ぬかつくるとこ」が2020年度から始めたプロジェクトです。
他人の行為から生まれる「よくわからないものを」拒絶し排除するのではなくその分からなさを楽しむこと。
「なんでそんなん」とその行為をほほえましくつっこめる人を育て誰もが生きやすい社会を目指そうと始まりました。
なんでそんなんエキスポは21日(日)まで開催されます。
最終日には、審査員・実行委委員によるシンポジウムが開催される予定です。