西日本豪雨で被災した倉敷市の真備図書館が先月再開したことを記念して、市内の作家が即興で絵を描く「ライブペインティング」を披露しました。
真備図書館には、およそ100人が集まり、パフォーマンスを鑑賞しました。
ライブペインティングを行ったのは、絵本作家でクレヨン画家の加藤休ミさんです。
倉敷市在住の加藤さんは、およそ3年前から地方を巡って、そこで学んだ歴史などを墨汁とクレヨンを使って作品にしています。
今回は被災した真備図書館の再開にあたって改めて調べ、知ったことや感じたことを一筆一筆描いていきました。
完成した作品がこちらです。
真備町名産の竹や吉備真備が岩の上で琴を弾いたと伝わる琴弾岩、それにけさ犬を散歩させていた人など、真備町の歴史や文化、今の姿を丁寧かつ大胆に表しました。
作品は、きょう(14日)から、真備図書館の「お話の部屋」に飾られています。