岡山県一の生産量を誇る倉敷市真備町のタケノコがきょう収穫の日を迎えました。
倉敷市真備町有井の神﨑茂さんのおよそ500平方メートルの竹藪では朝からタケノコの収穫が始まりました。
JA晴れの国岡山によると去年、岡山県全体で出荷されたタケノコはおよそ35トンでそのうち85%にあたる30トンが真備町で採れたものでした。
真備町産のタケノコは白くて柔らかく、あくが少ないのが特徴です。
今年は去年8月に雨が少なく気温の高い日が続いたため収穫量が心配されていましたが、2月に入ってゆっくりと気温が上がったためか例年よりも大きめのものが多いということです。
マキビ選果場には生産者が次々と朝採れのタケノコを持ち込み、JAの職員の手で1つ1つ重さを測ったり傷がないか確かめたりしていきました。
真備筍生産組合には現在およそ160人の会員が所属していて、大きいもので1つ350グラムを超えるものもありました。収穫初日を迎えたきょうは
合わせて50キロのタケノコが集まり、西日本豪雨災害から3年目の今年は豊作が期待できそうです。
真備町で収穫されたタケノコは県内のほか広島や東京の市場に出荷され、早ければ今週中に店頭に並びます。
収穫は5月上旬まで行われ、4月にピークを迎えます。