倉敷市真備町の住民団体は災害が発生した時に近隣の住民に無事であることを伝えるたすきを作り、住民に配ります。
遠くからでもすぐに目につく黄色のたすき。
たすきには、「無事です」の文字が大きく書かれています。
このたすきを作成したのは、真備町川辺で住民の防災意識向上などに取りくむ「川辺復興プロジェクトあるく」です。
地震や水害が起こった時、このたすきを玄関に結び付けることで近所の人に無事を知らせることができます。
水が来ても流されないようどんな場所にでもしっかりと結びつけられるたすきを採用しました。
また、「避難しました」では避難した後、空き家であることが分かってしまうため、たすきの文字は「無事です」にしています。
川辺復興プロジェクトあるくでは、西日本豪雨災害を教訓に構想から1年半かけてこのたすきを作りました。
たすきは、今月25日から川辺地区内の家庭に配布していく予定です。
たすきは、お店ののぼりで使われる生地でできていて、風によくなびくので緊急時によく目立ちます。
川辺復興プロジェクトあるくでは5月23日にこのたすきを使った防災訓練を行います。