KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市内で即完売すると噂の変わった屋台の秘密に迫ります。

こちらのたい焼き器でつくっているのはあんこの入ったたい焼き？・・・ではなくお好み焼きなんです。

倉敷市東富井にある障がい者就労継続支援Ｂ型事業所ジョブスマイルではたいやき型のお好み焼き通称「お好鯛」をつくって販売しています。
気になる中身なんですが、お好み焼きの生地を流し込み卵やキャベツ、ベーコン、ソースなどを入れています。
キャベツは、事業所の利用者が真備町の畑で植え付けから収穫まで行ったものです。

「おこたい」は事業所のチーフ景山正義さんの実家がお好み焼き店ということをヒントに２０１９年の春からイベントで出店しようと開発したものです。
コロナの影響でイベントで出店する機会がなくなっていましたが周囲からの好評の声をうけ今年から事業所前にテントを立て店を出すようになりました。
一日５０個限定で販売していて珍しさに足を止める近所の人やリピーターが多く連日お昼の１時ごろには売り切れになるそうです。

ジョブスマイルは、現在１０代から４０代までの１３人が利用していて、古くなった硬式野球ボールの縫い合わせや農作業の手伝いなどを行っています。
今年から始まった「お好鯛」の販売は、利用者にとって地域の人との交流の場になっているようです。

ジョブスマイルの「倉敷お好鯛本舗」は平日１１時から営業していてなくなり次第終了です。