倉敷芸術科学大学出身の陶芸作家でつくる会「倉敷アルコン」が発足を記念した作品展を開催しています。
「倉敷アルコン」は倉敷芸術科学大学芸術学部の陶芸コースを卒業・修了した作家たちが、お互いに技術を高め合い交流を深めようと去年の春に発足しました。
発足を記念し初めて開かれた今回の作品展には、県内外の9人の作家が新作を中心に3作品ずつ合わせて27作品を出品しています。
備前焼や萩焼、陶磁器などのオブジェや花器は現代的でそれぞれの作家の個性を感じられるものばかりです。
倉敷市児島在住の備前焼作家谷吉 孝之さんは一目見ただけで自分のものと分かるような作品づくりを心掛けています。
ヘラなどの道具を使い表面を削って稜線を際立たせる「しのぎ」と呼ばれる技法を応用し、模様が鎧のように見える作品を生み出しました。
「倉芸アルコン」PRなど「倉芸アルコン」発足記念展は今月28日(日)まで倉敷市中央の加計美術館で開かれています。
なお、「倉芸アルコン」は今後も定期的に作品展を開いていくということです。