戦争を経験した人の高齢化が進む中、被爆体験を語り継ごうと倉敷市の被爆者会は毎月一般向けの講話をはじめました。
倉敷市ではじまった被爆者の講話会です。
毎月倉敷市に住む被爆者が体験談を伝えます。
今回は富田かやのさんが2歳の時に経験した広島に原爆が投下された時の記憶などを話しました。
(活かし)また富田さんは被爆当時の状況だけでなく被災したことによる健康被害や周囲からの嫌がらせなど苦しい経験を語り訪れた人は被爆者からの生の声に耳をかたむけていました。
この講話会は倉敷市に住む被爆者でつくる原爆被爆者会倉敷支部が開きました。
現在倉敷支部の会員のほとんどが80歳以上で高齢化が進んでいます。
会員数も10年前と比べ半数の69人と経験談を伝えられる人も減ってきています。
こうした中で貴重な生の声をより多く人に語り継ごうと月1回のペースで講話を開催することにしました。
講話会は毎月第3火曜日午前10時からくらしき健康福祉プラザで開かれます。
次回は来月20日を予定しています。