玉野市は、今年度の固定資産税と都市計画税の納税通知額について、およそ5000人に誤った金額を通知していたと発表しました。
影響額は総額180万円にのぼり、市は来週はじめに正しい金額を記した通知書を発送するとしています。
玉野市が16日、記者会見で明らかにしました。
土地の評価の基準となる標準宅地の1平方メートルあたりの単価計算の一部に誤りがあったためです。
通知書は8日付で発送しましたが、12日夕方、職員が間違いに気づきました。
通知書を送った6717人のうち、通知した課税額に誤りがあったのは4982人です。
このうち本来より多く課税してしまったのは4401人で、総額134万800円。
逆に少なかったのは581人で、総額50万7400円でした。
1件当たりの誤差で最も小さいのは100円で、最も大きいのは17万7200円ということです。
玉野市では、20日ごろまでに正しく計算した納税通知書を再発行し、対象の人に届けます。
口座引き落としの人には影響がありませんが、納付書払いの人は、今年度4回目の支払いのタイミングまでに誤差を調整します。
すでに1年分支払った人もいるそうですが、多く払いすぎた人には還付手続きを行う予定です。